*** 探鳥会風景 ***

8/6(日)北本市・石戸宿定例探鳥会
報告:浅見 徹 

曇っているけれど、ジットリと高温多湿の朝。噴き出した汗が、ちっとも乾かない! そんなコンディションの中、多くの皆さんが自然学習センターの前に集合しました。メインリーダーと指導員さんからスズメバチの注意があり、いざ探鳥へ。

 

いつものコース上に、スズメバチ(モンスズメバチだそうです)が巣を作っているため、今日はコースを変更することになりました。スタートしてすぐ、ふれあい橋のたもとの木で、ホオジロが囀っています。メジロの群れもチョロチョロ樹冠を移動しています。「カワセミの池」には、その名のとおりカワセミが待っていてくれました。この子(カワセミ♂)はエライ! 帰路でも、ちゃんと待っていてくれました。この日は朝からどんより曇っていて、お昼近くになってやっと日が差しだしました。そのためかトンボが少ない。期待していたオニヤンマもヤブヤンマもマルタンヤンマも出てきませんでした。日が差し始めてやっとギンヤンマやウチワヤンマが見られました。

 

その代わり、この日はキノコがすごかった。標柱21番に向かう途中の草むらに、ちょうど傘を開いたキツネノハナガサがあるのを参加者Sさんのお父さんが教えてくれました。短時間で萎んでしまうので、見られた人はラッキー。続いて、標柱16番の近くにキヌガサタケがありました。レースのように美しい、キノコの女王です。標柱5番付近には、ムラサキヤマドリタケがありました。イタリア料理でおなじみのポルチーニの仲間で最高に美味とのこと。もちろんぐっと我慢して、トルのは写真だけ。

 

高尾の池の中の島に、またまたカワセミが来てくれました。順光で美し~い。ベテランも初心者も嬉しそうにスコープを覗きます。八つ橋を渡って学習センター戻るところで、ジャコウアゲハに出会いました。綺麗な♀です。鳥合わせは冷房の効いた講義室で。窓の外は緑がいっぱいで、目には涼やか。でも、猛暑の一日でした。

 
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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