5/27(土)~28(日)長野県・戸隠探鳥会-1 |
報告:菱沼一充
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いつもながら、天候が心配な探鳥会ですが今回は両日とも好天の予報です。先週に引き続き気温が高そうです。朝晩は冷え込むようですが、日中は気温がぐっと上がるとの話でした。長野駅に参加者20名がそろい、バスで戸隠森林植物園へと向かいます。
バスを降り、各自探鳥の準備をしていよいよ探鳥会のスタートです。戸森林植物園は標高約1,200m、まだ芽吹き始めたばかりで野鳥は見やすい環境です。歩き始めて、すぐに猛禽が飛びます。いきなりの大物の出現にどよめきます。すぐに姿が見えなくなりましたが、もう一度現れて、ハチクマであることが確認できました。入口近くのみどりが池では、常連のカイツブリ、カルガモに加え、オシドリの雌が見られました。ここで観察したのは初めてです。アオジをみんなで見てから、昼食場所の鏡池へ向かいます。途中、カラ類、キビタキ、コサメビタキ、サメビタキ、サンショウクイが観察できました。サンショウクイは頻繁に観察でき、今年は数が多そうです。クロツグミは遠くで囀っていますが、姿は見ることができませんでした。
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鏡池に到着、オシドリを探しますが見つかりません。カワウが水面の枯れ木に一羽止まっているばかりです。景色を堪能した後、昼食。朝早かったためかペコペコです。食後に丹念に探すとやっぱりオシドリがでてきました。
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来た道を引き返し、隋神門へ向かいます。途中、コルリがあちこちで囀っていますが、なかなか姿を見つけることはできませんでした。足元には、エンレイソウ、クルマバツクバネソウ、ラショウモンカズラ、ミズバショウ、リュウキンカが咲いています。イワカガミの群落もありました。大きな倒木がありましたが、雪が多かったためだそうです。
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隋神門先のささやきの小道に少し入った所で休憩です。一服していると、小鳥の方から姿を現してくれます。キビタキ、コサメビタキ、ゴジュウカラ等。サンショウクイがコサメビタキにモビングされていました。きっと、巣に近づき過ぎたのですね。
隋神門からは参道を避けて、参道入り口まで歩きます。途中、カメラマンが数人集まっていました。今年もオオアカゲラ営巣しており、雛が巣穴から顔をのぞかせていました。入口園地ではゴジュウカラが一生懸命、餌を運んでいました。コサメビタキもそうですが、彼らはなんで道のそばで営巣するのでしょうか?
楽しかった1日目の探鳥会も終わりました。この後は、温泉と豪華な夕食が待っています。
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