5/20(土)~21(日)栃木県県民の森・奥日光探鳥会-1 |
報告:佐野和宏
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思えば20日は東京の最高気温が3日連続で29度を越えた、その初日でした。当地も快晴で、少々暑いものの湿度は低く、快適な鳥見日和です。矢板県民の森駐車場でバスを降り、宮川渓谷を下流へ向かって2日間の山の探鳥のスタートです。
進んで行くにしたがい、徐々に鳥の声が賑やかになってきました。エゾムシクイやセンダイムシクイ、コサメビタキにサンショウクイがいるようです。すでに葉がかなり出ていて、姿はなかなか見られないものの、キビタキもよく鳴いています。『声の探鳥』ってやつですね。
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道端の紫の花はラショウモンカズラとのこと。さらに下流へ進むとサンコウチョウの声も聞こえてきました。メスもさえずるとのことなので雌雄の判定は難しいですね。河原へ降り、思い思いに昼食をとっていると、ヤブサメの声がそこここでしています。顔を見合わせ「聞こえる?」。食事を終え、後半は来た道を戻ります。
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お昼を過ぎても鳥の声はまだまだ賑やかで、クロツグミのいい声も聞こえてきました。えっ、これはガビチョウ??帰路もこっちを見上げ、あっちを見上げで、そろそろ首が痛くなってきました。
そこで足元に目を向けると、ラショウモンカズラ以外にも珍しい山野草があるようです。『Sさん、これも撮っておいて!、あっ、あれも。』。 『はっ、はい、、』。白い花はササバギンラン、黄色い花はキンランとのことですが、合ってますか?これは覚えました、マムシグサです。
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探鳥を終え駐車場のトレイ行くときれいな蛾が。確かオオミズアオとかいう種です。 矢板での探鳥はここまでで終了。鳥合わせをすると19種の確認でした。限られた環境であったことを考えると、期待以上の結果です。
ここから一路、奥日光・湯ノ湖へ向かいます。今回の宿は湯本温泉街の名宿、奥日光小西ホテル。6:30の夕食までは少し時間があったので、露天風呂は後にして有志のメンバーで湖畔まで散策してみました。標高があるので、葉はまだ茂っていません。今度はゆっくりと鳥の姿を堪能できました!
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お部屋は探鳥の宿とは思えない素敵なつくりで落ち着きます。夕食を堪能した後は、4時の朝探までは8時間余。本日はホテル内でJazzのLive、外は満天の星空、そして硫黄の温泉、、、、早く寝なくては!と思いつつ夜はふけていきます。 |