*** 探鳥会風景 ***

4/21(金)-23(日) 東京都・三宅島探鳥会
報告:浅見徹 

4月21日(金)の夜9時。JR浜松町駅の北口に、大きな荷物を持った参加者が続々と集結しました。さあ、待ちに待った三宅島探鳥会の始まりです。今回は、リーダーの方々からご提供いただいた写真を中心に、3日間の探鳥会風景をご紹介します。

竹芝桟橋から、東海汽船の橘丸に乗船。左:アンクルトリス(? 本人の希望でモザイクを掛けています)。中:実際の橘丸、柳原良平さん監修の黄色と緑の美しい船体です。右:出航して直ぐ、東京タワーとレインボーブリッジ、東京の夜景は本当に美しいです。


左:コンテナふ頭の夜景を肴にトリスハイボールをグビ。中:22日(土)早朝、三宅島の三池港に着岸。右:待ち構えていた村営バスに慌てて乗り込みました。まだ暗いです。


新鼻荘で一休みして、いざ探鳥! 宿から歩いて直ぐの、大路池へ。左:急坂を下って大路池の南桟橋に。途中、タネコマドリ、モスケミソサザイ、イイジマムシクイの声があちらこちらから聞こえてきます。9時の開館を待たず、アカコッコ館へ。レンジャーの内藤さんが来られて、早目に開館してくださいました。館の周りは野鳥の宝庫。こんなショットをモノにした人(藤掛さんです)も(中:キビタキ、右:タネコマドリ)。


左:アカコッコ館の主。中:“主さん”がスマスコでゲットしたタネコマドリの写真(すごい!)。右:アカコッコ館から大路池バス停に向かう道の縁石でエサ採りしていたアカコッコ。


路線バスで伊豆岬へ向かい、ウチヤマセンニュウを探しました。この鳥の渡りの時期にはちょっと早く、ダメ元で行ったのですが、幸いにも声と何人かの方が姿も確認できました。ホッ! 左:伊豆岬の観察小屋。中:渡り途中のムナグロが降り立っていました。右:伊豆岬の次に立ち寄った今崎海岸にはコムクドリの群れが。


左:今崎海岸から三本岳を遠望。まわりは溶岩に埋め尽くされています。中:今朝下船した橘丸、八丈島からの帰りで錆ヶ浜港を出航したところ。右:カラスバト! 比較的近い所(画面右の枯れ木)に止まっていました。カメラを向けた途端に、飛び去ってしまいました。残念。でも、これもなかなか面白い写真。


左:ふるさとの湯で旅の疲れを癒した後、めがね岩付近を夕暮れ散歩。風呂上りなのに、しっかり観察用具を持っています。温泉で熱った体に、海風が心地良いひと時でした。右:新鼻荘のディナー。島で採れた魚と野菜が中心の、素朴な島料理に箸が進みます。食事半ばで出された、揚げたての明日葉の天ぷらも絶品でした。

 

23日(日)は、5時から早朝探鳥会。左:迷子椎。中:大路池。右:朝食を済ませて、新鼻荘を後に。新鼻荘の女将さんと再会を約束してバスに乗り込みました。


三宅高校裏~坪田林道で探鳥を楽しんだ後、七島展望台に。そしてこの日の港、錆ヶ浜へ(天候次第で入出港地が変わります。11時になるまで三池、伊ケ谷、錆ヶ浜のどこになるのか分かりません)。左:雄山(七島展望台から)中:新しくなった錆ヶ浜港。右:錆ヶ浜港から三本岳(カンムリウミスズメの繁殖地)。


左:錆ヶ浜港を14時に出航し、三宅島を後にしました。中:海鳥観察の舞台、橘丸の第5デッキ右舷から三宅島。右:海鳥観察開始。強風と寒気を避け、左舷の陽だまりに。


出ました! お目当てのアホウドリ!! 伊豆大島を過ぎるころまでに、幼鳥、成鳥合わせて4回も出現してくれました。下の3枚は、頭の黄色い亜成鳥(藤掛さん撮影)。


東京湾に入り海鳥観察を終えて鳥合わせ。3日間の日程を終了しました。下:横須賀沖の夕景色。
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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