4/1(土)松伏町・まつぶし緑の丘公園写真探鳥会 |
報告:佐野和宏
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デジタルカメラの性能が良くなり、誰でも手軽に野鳥の写真が撮れるようになりましたが、撮影には『小さい』、『遠い』、『ピント合わない枝の中』、『動きが早い』など、難しい条件が揃っています。そこで今回の写真探鳥会の開催となりました。
前半はレクチャールームで講習。まずはH講師が本部作成の小冊子、『野鳥撮影マナーブック』でマナーを講義。続いてK講師から、カメラの基礎と野鳥撮影のポイントの講習です。設定からとっておきのノウハウまで、参考になりました。お勧めの設定は以下の通りです。状況よって変更が必要ですがよろしければお試しください。
●ピント:オートフォーカス、 ●カメラ側フォーカス位置:ファインダー中央部、 ●被写体側フォーカス位置:鳥の眼、●手ぶれ防止:できればオフ、 ●ISO:800、 ●露出モード:絞り優先、 ●露出設定:基本は解放(F値が最小)、●測光位置:ファインダー中央部 ●撮影時の焦点距離:使用している双眼鏡の倍率に合わせる。例えば,8倍なら35mm換算で400mm前後
講習後は小雨の中、撮影しながらの探鳥会。暗く条件の悪い中で、高速で飛び周るツバメや枝かぶりのオオジュリンはうまく撮れたでしょうか? |
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レクチャールームに戻り、撮影したばかりの写真をチェック。K講師はさすがの撮れ具合。参加のT氏の写真は枝かぶりのオオジュリンにピントがドンピシャ!ため息がもれてきました。
鳥合せで22種の観察を確認して探鳥会は終了としましたが、昼食をとりながら時間いっぱいまでノウハウを教えていただきました。 |
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【H講師の写真】
一眼レフでの撮影でしたが、それを差し引いても”さすが”の写真。野鳥の生き生きとした表情が伝わってきます。
<オオジュリン> |
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<カルガモ> |
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<ツバメ> |
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<ツバメ> |
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<ヒバリ> |
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