2017/2/4(土)嵐山町・菅谷館都幾川探鳥会 |
報告:佐野 和宏
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早めに到着したので周辺を車で見て回ると、シメがとても多いことに気が付きました。このあたりは里山の環境が残っていて、どこにでも鳥がいそうな気がします。たんぼにで出るとチョウゲンボウがカラスに追い掛け回されていました。
久しぶりの菅谷館で期待が膨らみます。天気は文句なしの快晴。気温も上がってきました。 |
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歩き始めると、早速、アトリ、カシラダカ、そしてジョウビタキなどの冬の小鳥が次々と現れてくれました。それにしても今日の主役は何と言っても”シメ”。群れて移動していて、いったい探鳥会中に何羽みられたのでしょう、、、そこここから、『またシメだ。』 |
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見上げると今度はエナガ、シジュウカラ、コゲラの混群。ヤマガラも混ざっていたようです。目線を下げるとシロハラがゆうゆうと採餌をしています。
都幾川の河原まで出ると、『ここの常連』クサシギが姿を見せてくれました。出現率100%? 河畔の高木に目を向けると、なんとハシブトガラスが猛禽よろしく小鳥をついばんでいます。どうやら今日の昼食はヒヨドリのようです。
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水辺の環境となりますが、水深が浅い為か、カモ類などの水鳥は多くありません。そんななかダイサギが存在感を主張していました。
土手から対岸を見てみると、イカルの群れが20羽以上!ちょっと遠かったのですが、全員が見られたと思います。
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枝の込んだところにノスリがとまっていました。メインリーダーがいつもの”神の眼”で発見。先ほどからカラスにモビングされてていたものでしょうか?
少し強くなってきた風を避けられる土手の下で鳥合せ。観察は38種でしたが、個体数はとても多く、『近年、鳥が少なくなってきた』、とお嘆きの皆様にも満足の探鳥会でした。 |
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