1/7(土)千葉県・ふなばし三番瀬海浜公園探鳥会 |
報告:佐野 和宏
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無風で暖かく、そして快晴。そんな好条件のなかで探鳥会のスタート。今日の満潮は12時で、まだまだ干潟が広がっているはずです。海辺に移動すると、浜を埋め尽くす鳥、鳥、鳥、、。さすが三番瀬!と思いよく見ると、なんとみんなオオバンです。数百羽はいるでしょうか?お目当てのシギ・チドリはどうも見当たりません。 |
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浜を西へ進むとやっとシロチドリが見つかりじっくりと観察。海上にはスズガモの大群に混ざってウミアイサやハジロカイツブリもいます。
けたたましい声に振り返ると、モズが。この人たちは何をしているのか?とでも言いたそうな様子でこちらを見ていました。 |
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浜を東へ戻り、防波堤まで来ると様子が一変。まずは手前の岸でお休み中のオナガガモの先でハマシギが忙しそうに採餌をしています。そしてトウネンも1羽でてきました。海上を探すとビロードキンクロの雄が。どうも毎年のお馴染みさんの様です。さらにホオジロガモの雄もしっかり見られました。
ここからは西側の干潟も順光となって、杭に乗るダイゼンがよく見えるようになりました。そしてシロチドリの集団の中にハジロコチドリがいるのも確認。座り込んでいるのでオレンジの足が見えません。識別は喉から胸にかけての模様とのことです。 |
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防波堤の奥まで進むと、いつものようにシギ・チドリの集団が見えてきました。ダイゼン、ハマシギの中きれいな白が目立つミユビシギも混ざっています。そしてその奥のカモメの集団は、セグロカモメとカモメです。
常連のミヤコドリは、ちょうど探鳥会の時間帯だけお出かけ中でしたが、早目に来ていた方と、アフターの方はバッチリみられたとのことでした。 |
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今季はカモが少ないと言われていますが、三番瀬ではそのような印象はありません。終わってみれば34種と、満足の結果でした。 |