*** 探鳥会風景 ***

10月1日 新ハイキング「鳥を観る・知る19 東京港野鳥公園」
 新ハイキング「鳥を観る・知る19 東京港野鳥公園」のお手伝いをしました。
報告:小林 みどり 

新ハイキングさんのこの行事は、よほどのことがない限り「雨天中止」はありません。とはいえ、ネガティブなことしか言わない天気予報に心が折れて、誰も来ないよなぁ…と集合場所の大森駅で待っていたら…「おはようございます!」「今日もよろしく!」と次々に元気な声! 結局、15人の皆さんが集まってくださいました。

羽田空港の目と鼻の先にあるこの公園は、鳥たちの国際空港。さて、どんな鳥に会えるかな? ところで、ここは入園料が必要ですが、この日はちょうど都民の日で入場無料。都民でなくても無料です。さすが新ハイキングの大ベテランリーダー、I田さん。「いい日を選びましたね」と言ったら、I田さん「へー、そうなの?知らなかった!」・・・大ベテランともなると、運も味方してくれるようです。

「東淡水池」でカイツブリやバンの幼鳥を観察。冬鳥のトップランナー、コガモの姿も見られました。木々の梢を飛び回る小さな姿が、どうも気になる。ヒタキ類らしいけれど、なかなかじっとしてくれないので判定不可能。秋の渡りのヒタキ観察は、ほんとに難しい。

ネイチャーセンターが工事中のため、「潮入りの池」は観察小屋からのぞきました。潜水するカモ・キンクロハジロ、水たまりで漁をするコサギ。オオタカがいるはずの松の木はカワウの群れに占領されていました。水辺を行き来する優雅なアオアシシギ・・・水辺の鳥をゆっくり楽しみました。

 

重たい曇り空のまま、何とかもっていたのですが、「自然生態園」へ向かう頃、とうとうポツポツと降り出しました。それでも、雨に対する備えは十分の皆さんは、元気に鳥を探し続けます。一方、鳥たちのほうが雨にめげてしまったのでしょうか? ぱったりと現れなくなりました。「いないなぁ…」と、ふと見回せば、稲木に架けられた稲の束、小さな魚が見え隠れする小川、そのほとりに並ぶヒガンバナ・・・懐かしい風景の中にいる自分に気がつきました。

 
 
本日の記録、20種。恒例の「鳥の種類予想クイズ」はピタリ賞なし。23種と予想した野鳥の会リーダーの二人(Hさんと私)が、ニアピン賞として賞品を頂くことになってしまい、恐縮至極。さらに公園のアンケートに答えたら、かわいい文房具セットのプレゼントがついていました。


今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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