*** 探鳥会風景 ***

2017年10月01日 さいたま市・民家園探鳥会
報告:高崎康晃 

とても10月とは思えない暑さの本日は偶数月第1日曜日に開催の民家園探鳥会。澄み渡るような青空で絶好の探鳥日和です。既に受け付け時から上空をオオタカやチョウゲンボウが舞い、参加者を沸かせていました。今回は芝川第一調節池を反時計回りに歩くルートとなりました。芝川に沿って調節池を目指していると上空には猛禽類の姿が!

 

一同双眼鏡を手にして観察。ハイタカという結論がでました。その後もシジュウカラやホシゴイなど多数の鳥が川沿いにおりました。

 

今度は「ツツドリがいる」との声が上がり、スコープを合わせるとお食事中のツツドリが。主に毛虫を食べているため離れて観察するのが良い鳥です。木を次々に移るのでリーダーや参加者は探すのに大忙し。多くの方が観察できました。

 

調節池は、池の水が例年より減っているためあまりカモ類は居ないかな…と思っていましたが、マガモやオナガガモ、オカヨシガモと多くのカモがやってきてくれていました。しばらく歩くとリーダーが遠くの木にモズとは違う姿を発見し「遠くの木にアリスイがいます」と教えてくれました。是非飛び立つ前にその姿を!ということで急いでスコープを合わせると枝と枝の間にチョコンとアリスイが留まっていました。このアリスイは殆ど動くことが無かったのでこれまた殆どの参加者が観察できました。

 

しばらく歩くと突然囀りが後方から聞こえてきました。目をこらして探してみると木のてっぺんにノビタキ居ることが確認できましたが、このノビタキは直ぐに飛んでいってしまったため先頭しか観察が出来ませんでした。探鳥会も終盤に差し掛かったところ先頭の方でなにやらざわめきが…「アオバトがいる」そんなまさか…と思いスコープを合わせると確かにアオバトがそこにおりました。

 

意外な野鳥に私も含め一同大興奮。一向に飛び立つ気配がなかったおかげで全員が観察でき、最終的に確認出来た鳥は44種と多い結果となりました。探鳥会お疲れ様でした。
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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