*** 探鳥会風景 ***

9/24(日) タカの渡り調査@天覧山展望台(飯能市)
報告:浅見徹 

タカの渡りの季節です。毎年このころにピークを迎える天覧山でのタカの渡り調査に参加してきました。飯能市市民会館の駐車場に車を止めさせてもらって、トイレを済ませて、いざ登山。麓の能仁寺から歩くこと、約30分。日ごろの運動不足が祟って、頂上手前の急登に息が切れます。

頂上に着くと、今日の調査の担当リーダーSさんをはじめ何人もの鳥見人たちがスタンバイしていました。ここで毎日観察している「天覧山・タカ渡り観察グループ」の方々に「武蔵の野鳥の会」そして当会会員が加わり、展望デッキの上は大賑わいです。

 

調査開始早々、西の空 遠く高くにタカ柱が見られました。これは幸先が良いと喜んだのですが、その後は遠方の高空を単独または少数で渡るのみで、団体での飛来はありません。東の空から頭上までは青空が広がり、西側の空は雲に覆われています。「富士山が見えて、北の風が吹くとベストコンディション」とのことですが、風は南からで富士山も見えません。これは、今日は飛ばないかなと一抹の不安がよぎるのを、Sリーダーが吹き飛ばしてくれます。

 

「今朝、遠方から飛び立ったサシバご一行様が11時半ころ到着します」(Sリーダー)。この予言のとおり、風向きが北寄りに代わった11時半前後に、次々とサシバが展望デッキの真上を通過していきました。

 

この日のサシバは皆 高高度を飛んでいたため、残念ながら私の技量ではカメラに納まりませんでした。代わりに、何度も低空を飛んでくれたトビの写真でお許しを。トビも立派な猛禽! 翼指のしなりがかっこ良いではないですか。

 
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