*** 探鳥会風景 ***

2/25(土)さいたま市・岩槻文化公園探鳥会
報告:佐野和宏 

 今週も季節の変わり目で天気が不安定でしたが、今日は風もなく快晴。絶好の探鳥日和となりました。シーズン最後の岩槻文化公園探鳥会に集まったのは57名。
 歩き始めるとまずはエナガやシジュウカラ、シメが出迎えてくれました。
 

 グランドの芝生の上にはピッタリ45度に傾いたツグミ。この時期にはお馴染みの風景です。噴水の池は清掃中とのことで水位が低く、いつものカルガモは見当たりませんでした。


 池を抜けると通路沿いにシロハラが出現。歩行者が近づくまで悠々と採餌していました。
 

 用水沿いの小道へ入ると満開の梅が。そういえば来週はもう3月。季節が着実に進んでいるのはいいのですが、それにしても早い!年齢を重ねるといろいろな経験が増える一方、新しく記憶に残るものが少なくなってくるのが、『早い!』、と感じる原因だとか。

 『早い!』と感じないよう、刺激たっぷりの”鳥見”を期待していると目前にアオジが出現。その距離は僅か5m。こちらもじっくり観察できました。
 

 テストコースに出ると早速、アリスイが出現しました。と言っても、50名を越える参加者の眼をもってしても、『これは難しい』、という枝の込み入った奥。文化公園は今日の探鳥会を先導するK氏のホームグラウンド。どこに何がいるかは全て頭に入っているようです。
 元荒川へ出るとヒドリガモの集団の中に少し頭が緑のものがいましたが、1/4または1/8の混血という判定で、アメリカヒドリのカウントとはなりませんでした。代わりにイカルチドリやイソシギに加えタシギが楽しませてくれました。
 

 テストコースへ戻とこちらも春の定番、イヌフグリ。何度見てもきれいですね!!!なんて関心しているとオナガの声が聞こえてきます。程なく10羽くらいの群れが飛んできて近くの大木に。一羽が咥えていたのはトカゲに見えたのですが、、、

 ここで『写真撮ってくださーい!』の声。最近流行りの『椅子付きザック』で参加の3名様の後ろ姿をパチリ。真ん中はもしや前代表のF氏......
 

 鳥合わせをしてみると本日の観察は40種。自分の確認を大きく上回っていました。次はしっかり探さなければ!!
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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