3次メッシュコードを知る方法
 ネット上の地図「Geocode Viewer」を使う方法をご紹介します。

① 『しらこばと』2020年12月号で紹介したスマホを使う方法
 この方法は、Androidスマホ用の「野外調査地図」というアプリ(無料)を使う方法です。詳細は『しらこばと』をご覧ください。

② 地図から知る方法

 「Geocode Viewer」の表示項目を「地域メッシュコード」に、測地系を「世界測地系」に、それぞれ設定し、地図を拡大して観察範囲を表示した状態で、その中心付近をマウスでクリックすると赤いと赤枠が表示されます。その枠内がクリックした地点が含まれる3次メッシュです。3次メッシュコードの項目の枠内に表示されている8桁の数字からハイフォンを削除して報告様式に入力します。

③ 国土地理院がネットで提供している地形図を使う方法
 2021年4月号の『しらこばと』をご覧ください。

④ 緯度・経度のデータから知る方法
 「Geocode Viewer」では、「赤の十字」のところに緯度・経度を入力して「表示」をクリックすると、その地点を赤い、その地点を含む3次メッシュが赤枠で表示されます。
 あなたの持っている器機が示した緯度・経度のデータを入力して「表示」する際に、日本測地系に設定したときと、世界測地系に設定したときの赤いのどちらが実際に測定した場所に近いでしょうか。同じ緯度・経度の数字でも、日本測地系と世界測地系では450m程度地図上の位置が違いますので、多少の測定誤差があったとしても、明確に判定できるはずです。
 なお、日本測地系に設定して日本測地系の緯度・経度を入力し、地点を赤い、それを含む3次メッシュを赤枠で表示させた状態で、世界測地系に設定変更すると、緯度・経度や3次メッシュが世界測地系の数値に換算表示されるとともに、その地点を含む世界測地系の3次メッシュが赤枠で示されます。

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