*** 探鳥会風景 ***

1/11/’25 千葉県・ふなばし三番瀬海浜公園探鳥会
報告: 浅見徹
 今年も新年最初の探鳥会は、ここ三番瀬で開催されました。
 9時半にバス停近くの小公園に集合。新年の挨拶もそこそこに浜辺へ向かいます。好天に恵まれ、富士山とその前の山塊(丹沢でしょうか)が広がっています。千葉県から東京の都心を通してこんな風に見えるとは、ちょっと驚きです。
 肝心の鳥は? ハマシギとシロチドリが主で、目が慣れてくると少数ですがミユビシギやダイゼンもちらほら居るのが分かりました。お目当てのミヤコドリも、少し遠いですが赤いニンジンのような嘴に日が当たり綺麗なこと! 赤い目も見て取れました。




 海に向かって左側の突堤に向かいます。ここでの狙いは、堤内に集まるカモ。例年に比べて数が少ないようです。浜辺はほぼ無風で暖かかったのですが、堤防の上は北風が吹き付け寒い寒い!  目の良いリーダーの一人が、遠くにビロードキンクロを見付けました。代わるがわるにスコープを覗かせてもらいます。強風にあおられ、私の小型スコープ+軽量三脚ではブレブレでよく見えません。最近、手振れ防止双眼鏡が流行っていますが、防振スコープなんていうのもあるのかな?



 防波堤の上には背中に顔をうずめたミヤコドリとセグロカモメの群れ。よく見るとミユビシギが2羽、寒風吹き付ける中に片足でじっとたたずんでいました。


 北風を避けて早々に芝生広場で鳥合わせ。埼玉県内では見られないビロードキンクロ、ミヤコドリそしてミユビシギが見られて、まずは目出度しメデタシ。
 この後、バスで船橋駅へ行き、有志10名で新年会となりました。じつは、これを目当てに電車とバスで参加した会員が数名。今年一年の平和と健康を祈願して乾杯!