12/11/’22 栃木県真岡市・井頭公園探鳥会 |
報告: 野津 弘毅
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井頭(いがしら)公園は、「日本の都市公園100選」にも選ばれた栃木県を代表する都市公園の一つで、日本野鳥の会栃木県支部 定例探鳥会探鳥地にもなっています。
公園の中央部には南から、4.3ヘクタールもの広さを誇る”ボート池”、”湿地植物園”、”釣り池“などの水辺が連なり、水辺の周りには落葉広葉樹やカラマツなどの林が広がっています。
本探鳥会では、午前はボート池南端から西側の歩道を北に向かい、同池でカモの仲間など水辺の鳥を観察。それから昼食をはさんで午後は湿地植物園の湿地や釣り池周辺の林で小鳥を探し、帰りはボート池東側の歩道を行き出発地点まで戻りました。
参加者総勢30名。
なお、午後の予定を若干早目に消化したので、メインリーダー提案により急遽、関宿城博物館(千葉県野田市)の傍らを流れる江戸川の河川敷ヨシ原も訪れ、チュウヒを探しました。 |
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午前8時30分 東武アーバンパークライン岩槻駅東口に集合。 |
10時過ぎには井頭公園に到着。やはり長野県や宮城県のバス探鳥会と比べると移動時間が短くて体が楽です。 |
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ボート池南端の休息施設兼野鳥観察施設、”鳥見亭”から探鳥開始。水際にはオナガガモ、ヒドリガモがたくさんいました。 |
探鳥会スタート時の主役はヨシガモです。私にとって何十羽も一度に見たのは初めてでした。
オカヨシガモもいました。 |
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午前中の探鳥会全体を通じて皆が一番一生懸命観察したミコアイサ。
メインリーダーより、エクリプスから生殖羽へ完全には換羽していない状態が見られるのは貴重、と説明あり。 |
ミコアイサのオスとメス。
最初に見つけたときは池の反対側にいましたが、途中で池の真ん中あたりまで近づいてくれました。手前はマガモとコガモ。 |
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正午前にハミング広場に到着し昼食休憩。
私はお弁当も用意していましたが、せっかくなので同広場内のレストラン”泉のほとり”で野菜カレーを食べました。 |
昼食後午後の探鳥に出発する前の様子。
後方がレストラン”泉のほとり”。 |
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午後の探鳥はまず湿地植物園のボードウォークを行きます。 |
いきなりトラツグミ出現!
ボードウォーク上で隊列が伸びていたので、全員は見られませんでしたが、私はなんとか後ろ姿だけ撮りました。 |
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湿地植物園を抜けた後は、釣り池周囲の紅葉の中を行きます。「リス注意」の看板に「何を注意するのか」とコメントする参加者(写真はメインリーダーの入山さん)あり(笑)。残念ながらリスには会えませんでした。
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同じく釣り池周囲を行く様子。 |
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ジョウビタキのメス。 |
ツグミ。
アカハラ、シロハラを見た人もいました。残念ながら目標の一つミヤマホオジロには会えませんでした。 |
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高い木の天辺にとまったカワラヒワを皆で観察しているところ。 |
井頭公園での探鳥会終盤に、芝生の上で戯れていたウサギ。野生なのかと思ったら飼い主が近くにいました。 |
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急遽実施された江戸川河川敷探鳥会の様子。
日没間際でちょっと寒かったです。
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目標のチュウヒは現れませんでしたが、夕闇の中、巣材を運ぶ(?)トビが来てくれました。
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帰りにトイレ休憩で寄った道の駅 ごか(茨城県五霞町)のイルミネーション。 |
出発地点と同じ岩槻駅東口で解散。
探鳥地を急遽一箇所追加したにもかかわらず、予定より30分も遅れない午後6時前に到着。
リーダーの皆さん、参加者の皆さん、バスの運転手さん、有難うございました。 |
野鳥写真 |
写真提供:鷲崎 敏章
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ヨシガモ
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ヨシガモ |
カワセミ |
オカヨシガモ |
オカヨシガモ |
ミコアイサ |
ミコアイサ |
ミコアイサ |
ミコアイサ |
ミサゴ |