*** 探鳥会風景 ***

11/14/’21 さいたま市・大宮第二公園探鳥会
報告:佐野 和宏

 探鳥会がようやく再開し、初めて参加したのがここ大宮第二公園。暖かい日差しに恵まれ楽しく鳥見ができそうです。『お久しぶりです。お元気でしたか?』という挨拶も聞かれますが、『初めまして。』という声も。コロナ期間中にオンライン野鳥フォーラムなどで知り合ったものの、初めて顔を合わせたというケースも多かったようです。
 MLと公園の方の挨拶の後、3班に分かれて出発。まずは園内の林の中で小鳥を探します。程なく、エナガ、シジュウカラ、メジロ、そしてコゲラが加わった混群に遭遇、しばし楽しませてもらいました。
MLによる開会の挨拶 園内の林で混群の観察 園内の調節池で
 調整池まで降りていくと、景色は一変して広々とした芝生。水辺の鳥を確認ながら、土手まで上がったところで、ジョウビタキ♂が登場。
 芝川へでると今度の主役はハシビロガモやコガモなどの水鳥たち。休憩がてらのんびりカモを観察していると、ここで事件が。なんとヨシに紛れてオオタカが。虎視眈々とカモを狙っているのかと思えば、よく見るとすでに獲物を捕らえている様にも見えます。その後、新たな獲物を狙ってか、こちらへ向かって飛び立つと、驚いたカモたちも一斉に飛び去ってしまいました。狩りは失敗だったようですが、貴重なシーンを間近で見ることができました。
やっとジョウビタキが! 芝川のカモたち
写真(近藤さん)
ヨシに紛れて採餌中のオオタカ
写真(近藤さん)
 県道を渡り今度は大宮第三公園へ。この中のみぬまの沼は今回のお目当て野鳥観察ポイント。いかにもクイナが出そうな雰囲気のなか、マガモやオカヨシガモ、そしてダイサギが出迎えてくれました。これに加えてここのカワセミはサービス満点。出ずっぱりでした。ソーシャルディスタンスを確保しながら、3班揃ってしばしのカモ識別講座となりました。
サービスの良かったカワセミ
写真(近藤さん)
みぬまの沼では3班揃って観察 鳥合わせ
 第二公園へ戻り鳥合わせ。記録は参加者の34名と同じ34種。お互い見える距離以上は離れなかったものの、班ごとで見た鳥は若干違っていました。やはり出会いは偶然なのかと改めて感じた探鳥会でした。

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