*** 探鳥会風景 ***

5/3/’19 幸手市・宇和田公園探鳥会
報告:浅見 徹

 令和になって、記念すべき第1回目の探鳥会ということで、東武電車と朝日バスを乗り継いで宇和田公園にたどり着きました。10連休の後半7日目で、好天に恵まれたこともあり、多くの鳥好きが集まりました。お目当ては、ずばりシラコバト。リーダーの挨拶と自己紹介の後、探鳥開始! 始まったとたん、チョウゲンボウ(♂)が出現。順光に翼を輝かせて、美しい~! と見とれていると、今度はオオタカだー! 「はい鷹です」の声も??
 更にさらに、遠くの倉庫のダクトの上にハヤブサが止まっているのをリーダーが見つけました。猛禽がこんなに出たら、シラコバトは・・・と心配になってきました。そしてこの心配が的中。シラコバトの現れる確率の最も高いエリアで探すものの、ついに発見できませんでした。おっ、電信柱の上にカラスの巣が。ハシボソガラスの頭が巣から除きました。さらっと眺めて、早々に移動しました。おっ、今度は木陰に何か鳥が! シラコバトではありませんでした。
 気を取り直して、水田が広がるエリアに向かいました。狙いは、当然ムナグロです。いました!水田の畔に沿って、幼鳥、成鳥取り混ぜて20羽以上の群れです。何かに驚いて飛び立った群は二つで、合計40羽ほどに見えました(私個人の見解です)。ムナグロがいた後ろの水田ではダイサギが太いドジョウと格闘。何とか飲み込んだところをパチリ。喉が膨らんでいる! 次に移動した水田には、コチドリがいました。この頃になると日差しが強く、暑い、暑い。
 宇和田公園に戻り、木陰の道をたどり、涼しい日陰で鳥合わせです。シラコバトには会えませんでしたが、美しい猛禽類の飛翔を何度も見られ、ムナグロの群れに出会えて、大満足の探鳥会でした。

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