3/23/’19 秩父市・秩父ミューズパーク探鳥会
|
報告:浅見 徹
|
彼岸を過ぎたのにまだまだ寒い秩父路、時に霰の落ちる天候にもかかわらず、42名もの参加者が集まりました。集合地点について早々、先行して到着していたリーダーから「マヒワの群れ!」の案内。駐車場の周囲の木立の間を小さな小鳥の群れが飛び回っています。スコープを覗かせてもらうと、綺麗な黄色のマヒワ♂が入っていました。今季初認です。
開始の挨拶もそこそこに、探鳥会スタートです。音楽寺の下を巻いて十三地蔵の立つ丘に登り、鳥を探しました。 |
|
|
|
下見では鳥が出ず心配していたリーダー達も、今日はカラ類を中心に次々と小鳥が現れて嬉しそう。20羽くらいの群れが、見易い木に止まってくれました。スコープで捉えると、マヒワにアトリそしてカワラヒワも混じっていました。武甲山を眺めながら歩みを進めると、マヒワの群れが何度も頭上を舞いました。 |
|
|
|
梅林に降りると、地面で小鳥が採餌中でした。頭の黒くなりかけたカシラダカの群れでした。斜面の林に入ると、何やら大きなキツツキが飛んできました。アオゲラ! 真上に近く、枝で見にくい。でも、何とかスコープ入れた人がいて、全員でじっくりと観察できました。木の幹にへばりついて、しきりに突いています。餌取り? 巣作り? この個体とは別に、飛び去ったもう1個体もいたようで、番いで営巣準備だったのかも知れません。 |
|
|
|
展望台から、秩父の町並みを一望した後、武甲見広場に行って各自持参の弁当を食べ始めると、イカルが飛来しました。にぎり飯を放り出してイカル見物です。大きな黄色いくちばしが綺麗でした。この日のもう一つの収穫は、「尾曲がりエナガ」を何度か見られたことでした。早くも抱卵に入って、尾に曲がり癖が付いてしまったエナガの親鳥です。 |
|
|
|
平地とはちょっと違った鳥相の、大満足の秩父路探鳥会でした。秩父は良い所ですね! 5月に開催される中津川探鳥会が楽しみです。 |