*** 探鳥会風景 ***

4/8/'18(日)熊谷市・大麻生定例探鳥会
報告:長野誠治

昨年12月以来4ヵ月ぶりに、大麻生探鳥会へ行ってきました。「しらこばと」の行事案内に掲載されていた電車で大麻生駅に降りたのは私を含めてわずか3人のみ。少し不安になりながら駅前の集合場所に向かうと30人以上の参加者がすでに待機していました(参加者総数は39名)。皆さんの熱意が伝わってきます。

受付を済ましてしばらくすると、今回で大麻生探鳥会の担当を降りるEメインリーダーからコース紹介や注意事項などがあり、いよいよ出発です。
秩父鉄道の線路脇を東に進み、踏切を渡って土手に上ります。土手の上は、日差しはあるのですが、冷たい北風が強く吹き、体感的には非常に寒く、ベテランのAさんなどはブルブル震えていました。間もなく、ゴルフ場の木の枝にジッとして止まっているイカルを2羽発見。みんなでスコープを覗きました。黄色の嘴が印象的です。幸先良いスタートとなり、寒さも吹き飛びました。
土手沿いにしばらく進むと、オオタカの飛翔する姿を比較的近距離から観察できました。野鳥の森の入り口では、ウグイスのさえずりとともに、ツバメが空を舞って、菜の花とともに春本番を感じさせてくれました。直後にSLが汽笛とともに通り過ぎて行きました。さらに進むと3羽のイカルがさえずり、飛び回る姿も確認できました。

探鳥会後半にはアトリが数羽出て、オスの鮮やかな繁殖羽に参加者からは「こんなにきれいだったっけ」という感嘆の声も上がっていました。トイレ休憩時には珍しいツマキチョウが見られ、ゴールの池ではこれも珍しいというヨツボシトンボをMリーダーがスコープに入れて見せていただきました。
鳥合わせで26種を確認。その場で弁当を食べて帰途につきました。前回参加した時もそうですが、「参加した甲斐があった!」、そんな大麻生探鳥会でした。

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