2/25/'18(日)群馬県・小根山森林公園探鳥会
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報告:佐野 和宏
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横川駅のホームに降りるとさすがに冷え込んでいました。この寒さで小鳥は出てこないのでは
と、少々心配になります。確認の為、同じ電車だった今日のリーダー二人と周辺を散策してみると、予想に反してベニマシコやルリビタキが見られました。
下見は良かった様ですが、「下見がいいと本番は出ない」というジンクスがあるので、これも心配のたねでしたが、今年はいい探鳥会になりそうな気配がしてきました。
指定の電車が着いて探鳥会の受付と釜飯の予約を終えるころ、今度は小川にカワガラス。開会のあいさつは後回しで、まずは全員で観察です。探鳥会がスタートしてからもベニマシコ、ジョウビタキ、ルリビタキ、キセキレイが次々登場し、参加者を楽しませてくれました。
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山吹の里へと到着するとあちらこちらでベニマシコの声。程なく♂が藪の中から出てき全員で観察。これが本来の『山吹の里』の風景です。
『猛禽が飛んでる』の声に上空を見上げると、やや遠いものの「何か」が悠然と舞っています。識者で検討の結果、「何か」はクマタカとなりました。シルエットのみからの判定でしたが、確かに”風格”は感じました。
ここからは急な山道を森林公園を目指してひたすら登ります。はあはあ、ぜいぜい、頑張ること20分(以前は15分?)、やっと車道へ出ると野鳥の森の管理事務所はもうすぐそこです。 |
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管理事務所へ着くと、そろそろ12時。鳥は見たいが腹が減っては何とか、、、暖かい館内でゆっくりお昼をとることにしました。館長サービスのお茶と、絶品のなめこ豆腐のお味噌汁が付きます(おかわり自由!!)。今日のお昼は名物の釜飯を注文しました。お漬物が付き、具材のレイアウトはいかにも美味しそう。もちろん味付けも絶妙なバランスで、毎年食べても飽きることはありません。
昼食後は併設する鳥獣資料館で小鳥から大型猛禽までそろった「はく製」を見学。1,2時間は楽しめそうな展示となっています。その後、いよいよ午後の探鳥開始。観察は餌台が中心になりますが、今日ここで目立ったのは何といってもヤマガラでした。 |
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ヤマガラに続いてミヤマホオジロがお立ち台へ上がってきました。これにアトリやコガラも加わり大忙し。餌台にミヤマホオジロがきたよ!アトリが地面へ降りてきたよ!と、解説の声があちらこちらから途絶えません。 |
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最後に登場したのは♂のルリビタキ。「今日は観客が多いな」、とばかりにこちらを見ています。入れ替わり立ち代わり途切れない小鳥たちに名残は惜しいのですが、そろそろタイムアップ。登って来た急斜面からり帰路につきます。
山吹の里ではまたも猛禽を期待してゆっくりと一休みしていると、気持ちが通じたのかハイタカ属が一羽飛んできました。今度近いところを回ってくれ、全会一致で ”オオタカ”。これで猛禽はトビを加え3種となりました。ここからは程よい下り勾配でペースが上がります。あっという間に駅まで到着です。 |
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鳥合わせの結果、計30種の確認となりました。山の探鳥会としては満足の記録です。ミソサザイやカヤクグリは見られませんでしたが、最盛期の賑わいに近づいて来た感じです!
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