連休最終日、日焼けが気になる程の好天となりました。路線バスが赤沼へ到着したところで探鳥会のスタート。メインリーダーのI氏の開会のあいさつの後、早速、ハイキング道を歩き始めます。今回は赤沼から湯川沿いを行く、奥日光・戦場ヶ原のバードウォッチングの定番コース。渡って来たばかりの夏鳥を含めて珍しい山の小鳥が期待できます。
歩き初めると程なくシジュウカラ、ヒガラ、コガラ、そしてゴジュウカラが出迎えてくれました。少し開けたところで、男体山をバックに記念撮影。 |
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戦場ヶ原は標高1400mに広がる湿原で、正面にそびえる男体山の裾野となっています。5月初旬は木々の葉が生い茂る前の、野鳥観察には最適の季節です。例年多くのバードウォチャーが訪れ木道が混み合いますが、今回は思いのほか人が少なく、じっくりと観察ができました。 |
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戦場ヶ原で期待するのは、ノビタキやホオアカ。そして運が良ければオオジシギとなりますが、今年は夏鳥が遅いようでノビタキが少々のみ。それでもそこここにキビタキが現れ、参加メンバーを楽しませてくれました。
木道をさらに進むと戦場ヶ原に別れを告げて、湯川沿いの木道へ入ります。こここからは森林性の小鳥を探します。後方にいた方が中心でしたが、キバシリが出現してじっくり確認できました。昼食は泉門池(”いずみやど”、もしくは”いずみやどいけ”と読むそうです)。のんびりとお弁当を楽しんでいると、コサメビタキの巣が見つかったようです。早速、双眼鏡を持って駆けつけます。 |
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ここから湯滝までは”メインストリート”の中でも特に珍しい小鳥に出会えるチャンスが高い区間です。『これから何が見られますか?』に、うっかり、「コマドリ」と「コルリ」ぐらいですかね、と答えてしまいました。確かに早朝はコマドリがいたそうですが、すでにお昼過ぎ、発言を反省しながら薄暗い渓流沿いを進んで行くと、突然、「ヒンカラカラカラカラ」。姿を探しあぐねていると、ほどなく苔むした倒木に降りてきてくれました。痛恨のピンボケですが証拠写真程度にはなりますでしょうか。 |
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ゴールは湯滝。ここから見上げる風景は変わらずの絶景。滝の主、キセキレイが流れの上を渡っていきます。
鳥合わせをした駐車場ではオオルリが姿を見せてくれました。終わってみれば観察種は35。さすがは戦場ヶ原と思わせる満足の結果でした。Iさん、ご案内ありがとうございました。来年もよろしくお願いします!! |
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