暖かく穏やかな天候となりました。ここ長瀞駅に集合するのは年に3回。そして今回は標高497mの宝登(ほど)山へ登ります。冬鳥と夏鳥が同時み見られるこの探鳥会は、3月のロウバイや梅に続き、桜がちょうど見ごろとなっています。 |
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メインリーダーの挨拶に続き、いよいよ探鳥会の始まりです。駅前から宝登山神社までは桜並木を歩きますが、ここではオナガやツグミが見られました。ワシタカの渡りの季節ですので上空も気になります。昨年同様、早速サシバが現れました。
神社手前を左に折れると様子が一変し、郷愁を誘うような里山の風景が広がっていきます。シジュウカラやメジロ、エナガなどの小鳥たちはこの景色によく似合います。
宝登山ロープウェイの山麓駅への道を進むと今度は大型の猛禽が出現。意見が分かれる中、真上まで飛んできっところでハチクマと判定。 |
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植物が好きな方は、この季節、やはり道端の野草が気になります。写真のものは茎の模様から『マムシ草』と言っていたような、、、
勾配が少しずつ増して行くとともに、見晴らしも良くなっていきます。周辺の山塊を眺めながら一休みしていると、本日初めてのカワラヒワが飛んできてくれました。 |
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山野草に加えて変わった昆虫が見られるのもこの時期ならではです。金属光沢のきれいな甲虫がいたので調べてみたところ、”ヒメツチハンミョウ” というのが似ていることがわかりました。
登りが終わりゴールのロープウェイ山頂駅までを歩いていると、またも大型猛禽が飛び出してきました。翼幅が広くクマタカとのことでした。この方面の探鳥会では、”秩父ミューズパーク”に続いての登場です。
鳥合わせをしてみると32種。山の探鳥会としてはたくさん野鳥が見られました。ドバト、ガビチョウ、ソウシチョウと、番外3種も多いですね。
探鳥会後の楽しみはバリエーション豊かです。長瀞アルプスで野上駅まで足を伸ばす方、探鳥会コースを戻る方、せっかく登ったのにロープウェイで降りてしまう方も(私です、、)。参加の32名は昼食後、三々五々、次の探鳥へ。 |
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