*** 探鳥会報告 ***

3/8(日) 加須市・加須はなさき公園探鳥会
報告:佐野 和宏
 今回は加須はなさき公園との共催となってから40回目の記念すべき探鳥会でした。年に3回の開催ですので10数年の計算です。ホームページの『シラコバト』のバックナンバーで調べてみると、2001年3月号に案内が載っていました。

 開会に際してメインリーダーN氏からは、毎回、野鳥に関しての様々な情報の紹介がありますが、今回は”野鳥の「さえずり」と「聞きなし」”についてでした。ホオジロの『一筆啓上、仕(つかまつり)候(そうろう)』や『源平ツツジ、白ツツジ』などは知っていましたが、アカハラの『競輪競輪でパー』にはびっくりしました。野鳥愛好家にもギャンブル好きの人がいたのでしょうか?
 あいにくの小雨模様ですが、鳥見には大きな影響はないでしょう。いよいよ探鳥会のスタートです。園内の小道ではシメが見られ、外の田んぼでは珍しくアオサギが5羽も集まっています。
 
 ところが『鯉の池』に出るといつものヒドリガモが見当たりません。よくよく探すと大挙して池から上がり採餌中でした。安心しました。

 対岸に目を移すと地上にアカハラが。この探鳥会では久しぶりの登場で、全員で確認できました。観察台へ移動して、下見で見られたというアオゲラを探しましたが、今日は残念。

 住宅との間残っている草地では、アオジが地面で採餌しているのが見られました。
 
 雨が強くなり、少々早めに切り上げて鳥合わせ。ご参加20名、観察種22で本日の探鳥会は無事終了となりました。ご協力を頂きました公園の皆様、大変ありがとうございました。

 今回に探鳥会の様子は公園のホームページに掲載していただきました。こちらからご覧下さい。