本会会員の山田東二さんより、2017年10月3日に川越市の伊佐沼において撮影した、上掲ほか5枚の写真が寄せられました。
写真を検討した結果、当委員会はヨーロッパトウネンであることを確認し、本種の当県内2例目の記録として発表します。当該個体は背にはっきりしたV字形白線が見られ、幼鳥と思われます。
本種は、数少ない旅鳥または冬鳥として全国的に記録がありますが、当県では、2006年11月26日の越谷市での初記録(本誌2007年6月278号)以来のことです。
(『しらこばと』2018.01 No.406,p4 野鳥委員会の最新情報 より) |