松伏町 まつぶし緑の丘公園 | ||
■コース概要 松伏町、まつぶし緑の丘公園は2000年より工事を着工し、17年をかけて完成に至った県営の公園です。園内は水辺ゾーン、広場ゾーン、里山ゾーンに分かれていて、現在は平成28年度のオープンを目指して里山ゾーンを整備中です。中川と古利根川にはさまれた当地では、着工間もないころにはコミミズクが飛んでいたようですが、今は昔の話しです。 探鳥会は公園管理棟前に集合し、まずは公園内の散策からスタートです。トンボ池を含めた水辺ゾーンは規模こそ小さいものの湿地や池沼、そしてヨシ原の環境が揃っているのでホオジロやカシラダカ、そしてオオジュリンなどがよく見られます。ここからは公園の東側に広がる田んぼも一望できますが、時にはホオアカが見られることも。さらに、2013年の探鳥会ではアリスイが出現しています。 大きな池にはカルガモやマガモ、コガモなどのお馴染みのメンバーに加え、ミコアイサが毎冬訪れます。池の中に新設された遊歩道に進むと、手すりからカワセミが獲物を狙っていることもあります。 池の縁の木立からはオオタカが虎視眈々とカモを狙っています。ここでは幼鳥が多いのですが、狩りの練習に適しているからでしょうか? 公園管理棟ーへ戻りトイレ休憩をすませると、いよいよ古利根川へ向います。以前は養鶏場があった為、シラコバトが良く見られたものですが、ここ何年かは記録はありません。川までは住宅と田んぼが混在していている中を里山の鳥を探しながら歩きます。ジョウビタキやモズ、猛禽ではノスリなどが出迎えてくれるはずです。 古利根川へ出ると整備の終わった遊歩道から鳥を探します。見通しが良いところで、まずは干潟状になった川べりでイソシギやイカルチドリを探しますが、クサシギがいたこともあます。カモは減ってしまいましたが、代わりに猛禽の出現率が高くなってきました。ここのところはミサゴがよく見られ、新たな『お目当て』となっています。チョウゲンボウや、運が良ければトビが飛ぶこともあります。 古利根川からは田んぼの縁を通り公園へ戻り、鳥合わせとなります。平地に人工的に造られた小さな公園を中心とした探鳥会ですがは意外な出会いが楽しめるかも知れません。 トイレ:公園をでると簡易トイレが一箇所のみです。 |
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■交通 集合場所:松伏町 まつぶし緑の丘公園管理棟前 駐車場:公園駐車場が利用可能 |
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■探鳥会開催月 : 1月、11月 |
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■探鳥会で記録された鳥(2017年ー2019年) ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イカルチドリ、コチドリ、タシギ、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、オナガ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、番外ドバト |