*** 埼玉県内の探鳥地 ***

春日部市 内牧公園
■コース概要
大宮台地の支台(慈恩寺台地)に細長く入り込んだ谷津田の北東側は支台の一部を成す内牧台地と呼ばれます。北東側は①黒沼笠原沼用水が、南西側は②豊春用水が、そして中央には春日部市とさいたま市(岩槻区)とのほぼ境界を成す③黒沼中水道が北西から南東に流れ、田んぼや畑が広がり、斜面林・屋敷林とともに里山風景が広がっています。北東側の斜面と台地には春日部市の内牧公園が細長く伸びており、ここをメインに周辺の雑木林や屋敷林、田んぼ、畑などを巡りながら春(4月)・秋(11月)・冬(1月)の年3回、探鳥会を開催しています。夏は野鳥の種類と数がとても少ない為、探鳥会は開催していません。

アスレチック広場前の第1駐車場(集合場所)を起点に同広場内の“じゃぶじゃぶ池”を観てから①沿いに上流へ“内牧黒沼公園”(とんぼ池・蓮池あり)へ向かう。水辺の鳥が期待できる所。ここから③沿いに南下しつつ左右の水田や畑・休耕田にいる小鳥類を探します。大分南下した辺りで左折し、台地上の“林間アスレチック”へ。管理事務所前広場でトイレ休憩後、いよいよ雑木林内の道を進む。ここでは森林性の鳥が見られるでしょう。内牧公園南端部に接する鬱蒼とした屋敷林・竹林では、鳥の姿だけでなく、声や地面を歩く音などにも耳を傾けてみましょう。再び林間アスレチックに戻り、北西へ “お花見広場”~“竪穴式住居広場”と歩き、平地に下りて起点に戻る。所要約2時間半。

内牧公園は土日祝日には家族連れや行楽の人等で賑わう所です。特に探鳥コ-スではサイクリング・ジョッギング・ウォ-キングする人、農作業の車などに配慮して探鳥を楽しんでください。

トイレ:探鳥会開始前はアスレチック広場内トイレ、途中では林間アスレチック管理事務所前のトイレが利用できます。

■交通
交通:
1.車によるアクセス
駐車場所:アスレチック広場前の第1駐車場(探鳥会時の集合場所としています)。駐車場はアスレチック広場前には全部で4カ所あります。
(注)林間アスレチック内管理事務所近くにも駐車場(狭い)があります。ただし、探鳥会での集合場所からは遠い。
2.公共交通機関によるアクセス
最寄り駅からのバスがありますが、曜日により運行時刻が異なりますので事前に確認して下さい。ここでは、土曜日設定の内牧公園探鳥会での案内を記します(2023年5月26日現在)。
●春バス(コミュニティバス)の”豊春駅・内牧・北春日部駅ルート”が直接公園前まで行くので便利です。なお、このルートの運行日は、火・木・土曜日のみ。
(1)東武野田線(アーバンパークライン)豊春駅西口発8:06→内牧公園着8:21
(2)東武伊勢崎線(スカイツリ-ライン)北春日部駅西口8:38→内牧公園着8:50
●朝日バスの場合は、東武春日部駅西口③番乗り場から春日部エミナ-ス行8:41発で「共栄大学入口」下車。西へ徒歩7分。

集合場所:アスレチック広場前の第1駐車場 (注)林間アスレチック内管理事務所の臨時駐車場(狭い)ではありませんのでご注意ください。
駐車場 :アスレチック広場前には4カ所あります。

探鳥会開催月 : 1月、4月、11月

■探鳥会で記録された鳥(2017年ー2019年)
コジュケイ、キジ、マガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、コチドリ、タシギ、タマシギ、ハイタカ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、キビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、ウソ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、番外ドバト

探鳥地