*** 埼玉県内の探鳥地 ***

さいたま市 岩槻文化公園
■コース概要
岩槻文化公園は地元では「槻の森」と呼ばれて親しまれている公園で、探鳥会は①陸上競技場や体育館周辺の林や池を巡る園内と、②元荒川沿いの旧曙ブレーキ・テストコースの往復が主要な経路です。

林、葦原、水辺がバランスよく、コンパクトに配置されていて、特にテストコースは舗装道路でありながら、平坦かつ両脇が林で、車も通らないので車いすの方でもバードウォッチングが可能です。

国道16号側の駐車場に集合して、まずは水場を覗きます。キセキレイやカラ類、ウソ、ルリビタキ、ミソサザイなどが見られることがあります。村国池にはカルガモ、時にはカワセミが飛び回ることがあります。奥の林のシメやホオジロ類などを探しましょう。散策の森の脇の水路も注意深く観察してみましょう。うれしい出会いがあるかもしれません。

テニスコート近くでトイレ休憩をした後、テストコースに出て、ツグミ類やホオジロ類、ベニマシコ、キツツキ類を探します。釣り堀脇の細道を通って南下して、水管橋近くで元荒川に浮かぶカモ類、対岸の干潟のシギチドリを確認して、再びテストコースを北上してスタート地点に戻ります。

探鳥会は冬だけですが、春や秋の渡りの季節には思わぬ珍客に出会うチャンスもあります。鳥の少ない夏場は、貴重なトンボなどの昆虫や植物を観察する方が数多く訪れます。

トイレ:公園内に4カ所

■交通
交通:東武アーバンパークライン岩槻駅東口から朝日バス(越谷駅・水上公園・荻島小学校行(乗車時間約10分))で 「村国入口」下車、徒歩5分
集合場所:岩槻文化公園国道16号側駐車場
駐車場: 国道16号側の第1駐車場からから奥の第3駐車場まであり、多数停めることができます

■探鳥会開催月 : 2月、12月

■探鳥会で記録された鳥(2017年ー2019年)
キジ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、タシギ、イソシギ、セグロカモメ、トビ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、アリスイ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、カケス、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、番外ドバト

探鳥地