*** 探鳥会風景 ***

11/07/’20 さいたま市・大宮第二公園探鳥会
報告:野津 弘毅

10月下旬に8ケ月ぶりに通常探鳥会が再開。再開後3回目の本探鳥会は、大宮第二公園を出発して、公園東を南北に流れる芝川の堤防及び大宮第三公園を巡り、大宮第二公園に戻ってくるコースです。

感染症対策を考慮した新しい受付(*1)と新しいメインリーダー説明(*2)ののち、集合場所の管理事務所をいざ出発。梅林を抜け遊水池を目指します。
*1,2 10/31実施三室地区探鳥会の探鳥会風景に詳しく書かれているので本報告では詳細省略。
最初に遭遇したのは野良猫ちゃんとアカボシゴマダラの幼虫。野良猫ちゃんはともかく、アカボシゴマダラの幼虫は、大宮第二公園管理事務所のスタッフがリーダー陣に加わってくれなかったら全くわからなかったので、事務所スタッフのリーダーに感謝です。

途中、”記念の森”ではコゲラとヤマガラを発見。せわしなく動く樹上の小鳥たちを、皆しばし足を止め双眼鏡とカメラで追っかけます。
“遊水池”では、カルガモ、ハクセキレイ、ムクドリ、スズメなど毎度お馴染の野鳥を観察しながら、そのまま公園を出て芝川へ。公園を出たところで電線のモズがお出迎え。

やはり水辺の探鳥は賑やかですね。バンが川を横切ったと思ったら、ハシビロガモの群れが飛来。カワセミまで飛んできて探鳥会も一気に盛り上がります。
但し、カワセミで大騒ぎするのは探鳥会のベテランとは言えない、とリーダーの一人に教わりました(笑)。

“調整池”の東側ではシメが登場。ただ緊張でやはり息が上がるのか、マスクでメガネが曇り、なかなかファインダーでは捉えられず、シメの写真は撮れなかったのが今回探鳥会の唯一の心残りです。
大宮第三公園では、やはり水辺の”みぬまの沼”で、ヒドリガモの群れやアオサギ、シジュウカラなどを観察。
生い茂るトキワサンザシを横目に第二公園へ戻っていくと、第三公園と第二公園を結ぶ歩道橋上では、カワラヒワも姿を見せてくれて今回探鳥会を締めくくってくれました。
予定どおりの時間で鳥合わせ。事前の曇りの天気予報にもかかわらず概ね晴天で気持ちよく公園、堤防を歩けました。
探鳥会も徐々にでも増えていってくれれば良いと願います。
リーダーの皆様の事前準備、当日引率に深く感謝。

ちなみに蛇足ですが参考までにお伝えすると、大宮に出ることがあまりない私は、帰りに大宮公園経由で武蔵一宮 氷川神社をお参りしてきました。
大宮公園の”舟遊池”でも水鳥を数多く観察しましたが、神社境内の”神池"でもカワセミに会えたことはラッキーでした。

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