*** 探鳥会風景 ***

12/21/’19 幸手市・宇和田公園探鳥会
報告:浅見 徹

 毎年恒例、年末最後の探鳥会がここ宇和田公園で開催されました。前日の天気予報では曇で晴れ間も出そうでしたが、集合場所に向かう途中から冷たい小ぬか雨が降り出しました。しかし、開始時刻になるころには雨も止み、風もない、まずまずの鳥見日和となりました。そんな中、公園ではシメの声があちらこちらから聞こえてきました。曇り空で、シルエットしか写りません。思い切って、絞り補正を+3にすると、何とか模様が写りました。
 まずは集合場所のそばの橋から、中川の水辺の鳥の観察。水際にイソシギの姿が見られました。公園に戻って、木立の中を西に進みます。「電線にモズ、可愛い~!」の声にカメラを向けると、カッと何かを吐き出しました。ペリットを吐く瞬間が写っていました。
 遠くの電線や屋敷林に次々と鳥の群れが飛来し、飛び去って行きます。スコープで覗くとツグミの群れでした。再び中川に出て、お目当ての鳥を探します。すると、ここでは想定外のアカゲラが出現! ほぼ全員で見ることができました。
 さらに川岸を進むと、期待通りにチョウゲンボウが飛翔し、電柱に止まるノスリも見ることができました。鳥合わせは、公園の階段下で。お目当てのハトにはお目に掛かれませんでしたが、種類も個体数も多いなと感じられる満足の探鳥会でした。
 今年の探鳥会はこれでおしまい。1年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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