*** 探鳥会風景 ***

8/10 ’19 越谷市・サギのコロニー観察会(その2)
報告:浅見 徹

 8月は、探鳥会が少ない上に、猛暑による中止もあって、報告が減りそう。そこで頑張って、夕方から始まるサギのコロニー観察会に行ってきました。昼間の暑さ指数は「危険」でしたが、夕方には「警戒」に下がり、さらに観察場所の中川の岸辺は川風が吹いて心地良く、蚊もいないベストコンディションでの観察会となりました。受付を済ませて対岸を見ると、猛禽(多分、オオタカの若)2羽が、じゃれあうように飛んでいました。そしてこの後も、この若鷹は何度も現れ、私たちをハラハラドキドキさせてくれたのです。
 この日は、7月13日に続いての2回目の観察会でした。前回と比べてヒナたちは大きく育ち、全体の個体数は増えていたようです。観察されたのは、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギの6種類、ざっと数えて500~1000の間でしょうか。
 昼間も、幼鳥を含めて多くのサギがこのコロニーに居残っているそうですが、日が傾くにつれて、次々とサギが帰ってきてさらに数を増しました。
 このサギを狙って、先の若鷹が何度も狩りを試みるのでした。サギたちは、そのたびに飛び上がりはするのですが、どうも緊迫感が感じられません。最終アタックは、日没直前の18時半ころ。狩はとうとう成功しませんでした。辺りが薄暗くなり始めて、我々の観察も終了。最後に、参加の方から手作りの野鳥ストラップのプレゼントがあり、皆で分け合いました。お土産付きの楽しい観察会。来年も是非やって欲しいとの声が上がりました。

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