*** 探鳥会風景 ***

4/7/’19 北本市・石戸宿定例探鳥会
報告:浅見 徹

恒例の、お花見探鳥会でした。この日は、県内3カ所で探鳥会が開催されていたにもかかわらず、47名もの方々が集まりました。フェイスブックを見たら、この日開催の他の2箇所(宝登山、民家園)も、桜満開のお花見探鳥会だったようです。「花より団子」ならぬ「鳥見よりも花見」。ウ~ム、どちらにしても風流だ。学習センター前は、ソメイヨシノが満開でした。まだ若い木で元気いっぱいに花をつけていました。花の蜜が豊富なのか、メジロが何羽も来て盛んに蜜をなめていました。ふれあい橋では、顔の真っ黒になったアオジと、嘴がすっかり鉛色になったシメを見つけました。
標柱20番の、エドヒガンザクラの様子を見に行きました。花は盛りを過ぎ、葉が出始めていましたが、一枝だけ可憐な花をつけているのを見つけました。豪華なソメイヨシノも良いけれど、清楚なエドヒガンザクラも好きです。探鳥しながら桜を愛で、高尾の池の北側を過ぎたころ、対岸に1本ポツンとヤマザクラが咲いているのを見つけました。
ふと振り返って下を見ると、足元にレンゲソウが咲いていました。桜土手では、ソメイヨシノと菜の花の競演。古木が多く、強剪定されていて、昔ほど豪華ではないように思えますが、それでも見事でした。
子供公園の東沿いの道も、ソメイヨシノがちょうど満開でした。どこからかキジの声。カタクリの咲く斜面の下に雄のキジがいました。ここからさらに足を延ばして南口を出て、東光寺に。日本五大桜のひとつ「石戸蒲桜」を見物してきました。ウィキペディアによれば、「カバザクラはエドヒガンザクラとヤマザクラの自然雑種であり、自生するものは石戸蒲ザクラ1本のみである。」とのことです。スゴイ!!
学習センターに戻り、講義室で鳥合わせをすると、何と33種! しっかり鳥も見ていました。

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